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by ponta
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ボンナイフ

串田孫一の「小刀」という短文に、昭和22年に東京の石川九一という人がカミソリの刃に短い柄をつけたものを考案した旨の記事をみたことがある、とあった。

串田の文章では「結局愛着の湧く品物ではない。」とされてしまっているが、急にボンナイフのことが気になった。
ボンナイフで鉛筆をけずりたくなった。

ボンナイフには、刃がむきだしのままの包丁のような形のものと、おりたためるものとあって、値段もずいぶんちがった。
おりたたみ式のものには半透明のプラスチック製のさやの内側に色紙がはさんであった。その紙を苦労してとりはずし、わざと鳩目をゆるくして、人差し指、中指と親指とでボンナイフをはさみ、ナイフの峯を親指ではじきながら、手首をひねって刃をだしたりした。
鉛筆をけずるときの感覚は、電動式の鉛筆削りではとうていえられない。魚がつれたときの手ごたえにもにている。しかし、きれいな円錐状にはなかなかならなかった。

鉛筆をけずるために携行していたものだろうが、消しゴムをきざんだり、下敷きにななめに刃をいれて、ほそながいけずりカスをとったりすることにつかうことがおおかった。そんなことをしていたから、下敷きがけっこう頻繁にわれてしまった。

石川九一とボンナイフで検索したら、「まぼろしチャンネル」というサイトの「ちびっこ三面記事」にボンナイフの考案・発売についての文章がかかれていた。
第12回「子どもに刃物は持たせるな」の巻
画像のリンク先にボンナイフ・ミッキーナイフというページがあって感心してしまった。
どちらも古本市のようなサイトで、楽しみがつきない。
by misoitame | 2013-08-04 13:01 | 文房具